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名古屋鉄道


全国鉄道図鑑

名古屋鉄道2200系他
▲ 名古屋鉄道2200系他 神宮前/2021.3.29

【運行エリア】

愛知県全域・岐阜県岐阜市・可児市ほか

【概要】

ルーツは1894年設立の愛知馬車鉄道に始まる。1896年に名古屋電気鉄道と改名し、1898年に名古屋市内で路面電車の運行を開始(市内線)。1910年には郊外路線(郡部線)となる押切町〜枇杷島間が先行開業、以降は犬山・津島・小牧・一宮方面への路線が順次開業する。1921年に市内線の市営化が決定。そのため、郡部線は新たに設立した名古屋鉄道(初代)に引き継ぐことになった。

その後、岐阜と名古屋を結ぶ都市間路線の形成を図ることにし、1930年には美濃電気鉄道を合併し、名岐鉄道と社名変更した。岐阜への路線は1935年までに開業した。

一方、1909年には名古屋以東の路線を建設することになる愛知電気鉄道が設立。1913年に常滑線を開通。また、東海道電気鉄道を合併し、1927年に豊橋まで開通させている。

1935年に名岐鉄道・愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道が発足。東西間連絡線を建設し、名古屋駅直下に新名古屋駅を建設し、1941年に開業ターミナルとした。1944年には神宮前まで延長。当時旧名岐鉄道側が600Vとなっており、戦時の悪化もあり、昇圧工事は戦後の1948年に1次工事が完成し、東西間の直通運行が開始された。

戦後は、新名古屋駅駅ビルを建設し、名鉄百貨店をオープン。1960年代には北陸地方への進出を目指し、福井鉄道、北陸鉄道を傘下に収めている。また、他地域でも宮城交通や網走バスなども、経営立て直しに関与する過程で進出することになった。

1970年代のオイルショックを境に、自家用車から転移してきた利用者の増加への対策が行われた。他方、1960年代には鉄道路線の廃止・再整備が行われ、高富線・鏡島線の廃止とバス代替が行われた一方で、田神線の開業による新岐阜駅直通や瀬戸線の栄町乗り入れ、豊田新線の開業なども行われた。また、1989年には金山総合駅が開業した。

1980年代は沿線開発などが行われたが、バブル崩壊後は関連事業の整理などが行われたほか、鉄道路線の整理が再び行われた。1999年には美濃町線の部分廃止が行われ、以降末端の不採算路線からの撤退が相次いで行われた。

2005年には中部国際空港の開港。輸送体制も空港輸送中心へと変化している。

【Webサイト】

名古屋鉄道(https://top.meitetsu.co.jp/

【掲載車両リスト】

★特急用車両
8800系
8800系
1000系・1200系
1000・1200系他
1800系
1800系・1850系
1600系
1600系
2000系
2000系
2200系
2200系・2300系
1700系
1700系
キハ8000系
キハ8000系
キハ8500系
キハ8500系
     
★パノラマカー
7000系
7000系
7100系
7100系
7500系
7500系
7700系
7700系
★本線一般用車両
800形
800形
3400系
3400系
5500系
5500系
6000系
6000系
6500系
6500系
名古屋鉄道6800系
6800系
5700系
5700系
5300系
5300系
5600系
5600系
3500系
3500系
3700系
3700系
3100系
3100系
1380系
1380系
5000系
5000系
3300系
3300系
3150系
3150系
9500系
9500系
9100系
9100系
   
★地下鉄線直通車
100系
100系
300系
300系
   
★瀬戸線用車両
6600系
6600系
6650系
6650系
6750系
6750系
4000系
4000系
★岐阜600V線区
510形
モ510形
570形
モ570形
590形
モ590形
600形
モ600形
700形・750形
モ700・モ750形
770形
モ770形
780形
モ780形
800形(美濃町線)
モ800形
870形
モ870形
880形
モ880形
   
★モノレール線 ★電気機関車
MRM100・200形
MRM100・200形
  デキ370形
デキ370形