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名古屋鉄道590形


全国鉄道図鑑

名古屋鉄道590形(591・592号車)
▲ 名古屋鉄道590形(591・592号車) 競輪場前/2005.3.21

【概要】

1957年製造の形式。3ドア車で、正面の方向幕が大型化されている。導入当初は岐阜市内線で運行されたが、1968〜1971年までに美濃町線に転属。田神線開業で新岐阜直通列車が主体となり、1981年に593〜595号車は休車となる。

1983年に新関〜美濃間のワンマン運行に充当されることになり、モ591〜593号車がワンマン改造を受け同区間で運行開始。残り2両は廃車となった。

新関〜美濃間廃止後は徹明町〜日野橋間の区間運行に用いられていた。1999〜2000年に2両が冷房改造されたが、2005年の廃止に伴い全車廃車となった。なお、廃止直前の2004年に593号車が旧塗装に変更された。

廃止後、591・592号車は土佐電鉄へ譲渡され、12月から運行を開始。また、593号車は旧美濃駅にて保存されている。

【車輌一覧】※各車両の写真は車号のリンクからご覧ください。

車号製造所登場年廃車年備考
591 日本車輌製造 1957 2005 土佐電鉄へ譲渡
592 土佐電鉄へ譲渡
593  
594 1983  
595