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西日本鉄道


全国鉄道図鑑

西日本鉄道600形「にゃん電」
▲ 西日本鉄道600形「にゃん電」 西鉄千早/2020.9.30

【運行エリア】

福岡県福岡市・久留米市・大牟田市ほか

【概要】

福岡県を中心に鉄道・バスを運営する会社。1942年に福岡・北九州エリアで鉄道事業を行っていた5社が合併して誕生した。

合併以前は福博電車(のちの福岡市内線)・九州電気軌道(のちの北九州線)・九州鉄道(のちの天神大牟田線など)・博多湾鉄道汽船(のちの宮地岳線・貝塚線など)・筑前参宮鉄道(JR勝田線の前身、戦時中に国鉄に買収される)の5社がそれぞれのエリアで鉄道・軌道を運営。会社登記上は九州電気軌道が4社を吸収合併して成立している。

戦後は一部路線廃止が行われる一方で軌道線では連接車の大量導入などが行われる。また、北九州と福岡を結ぶ高速鉄道の計画も進められるが(筑豊電気鉄道として開業)、福岡への延伸は幻となった。

1970年代以降は鉄道線の近代化が進められる一方で、軌道線はモータリゼーションの到来や北九州工業地帯の沈下が進み、1973年には福岡市内線の一部が廃止される。その後、福岡市内では地下鉄計画が、北九州市内ではモノレール建設計画が具体化し、1979年には福岡市内線が全廃に、1980年には北方線が廃止に。また、1985年からは北九州線の部分廃止が順次実施され、2000年までに軌道線は全廃となった。

天神大牟田線では西鉄福岡駅の改装工事が行われ「ソラリアターミナルビル」が1998年に完成。一方、宮地岳線は利用者減少によって2007年に西鉄新宮〜津屋崎間が廃止となり、貝塚線に名称変更される。

【ホームページ】

西日本鉄道 企業サイト(http://www.nishitetsu.co.jp/

【掲載形式一覧】
★天神大牟田線系統
西日本鉄道3000形
3000形
西日本鉄道5000形
5000形
西日本鉄道6000形
6000形
西日本鉄道6050形
6050形
西日本鉄道7000形
7000形
西日本鉄道7050形
7050形
西日本鉄道8000形
8000形
西日本鉄道9000形
9000形 
★貝塚線(旧宮地岳線)
西日本鉄道313形
313形
西日本鉄道600形
600形
   
★北九州線/北方線
西日本鉄道100形(北九州線)
100形
西日本鉄道600形(北九州線)
600形
西日本鉄道323形(北方線)
323形
西日本鉄道1000形(北九州線)
1000形
★福岡市内線/大牟田市内線
西日本鉄道200形(大牟田市内線)
200形