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三陸鉄道


全国鉄道図鑑

三陸鉄道36-2100形・36-600形

▲ 三陸鉄道36-2100形・36-600形他 久慈/2011.11.5

運行エリア

岩手県久慈市・宮古市・釜石市・大船渡市ほか

概要

1981年、国鉄再建法に伴い第一次特定地方交通線に指定された国鉄盛線(盛〜吉浜間)、宮古線(宮古〜田老間)、久慈線(久慈〜普代間)と未開業のまま建設が凍結された田老〜普代間・吉浜〜釜石間を引き継ぐために設立された第3セクター。

1984年4月1日にこれらの区間を引き継ぎ、北リアス線(久慈〜宮古間)と南リアス線(釜石〜盛間)として営業を開始する。開業当初から約10年間は黒字経営が続いたが、その後は赤字経営に。2003年からは経営改善計画を策定、沿線自治体や県からの支援を受けて営業を続けていた。

2011年3月11日の東日本大震災では津波により路盤や駅舎などの施設が流出。大部分の施設が被害を受け運行停止となるが、5日後の3月16日には被害が軽微だった久慈〜陸中野田間から運行を再開。20日には北リアス線宮古〜田老間が、続く29日には田老〜小本間の運行を再開。以降は沿線自治体・県・国の支援を受けて復旧工事が行われ、2012年4月1日に北リアス線陸中野田〜田野畑間が、2013年4月3日には南リアス線盛〜吉浜間が部分復旧。そして、2014年4月5日に南リアス線吉浜〜釜石間が復旧、翌6日には北リアス線小本〜田野畑間が復旧し、全線での運行が再開された。

2003年の経営改善計画策定以降、お座敷車輌などを用いた企画列車の運行や団体客への優遇策などを実施、観光客の誘致を行っている。

また、2019年3月23日からは旧JR山田線釜石〜宮古間の移管が行われた。また、北リアス線・南リアス線を統合し、全線でリアス線として案内を行っている。

Webサイト

三陸鉄道(http://www.sanrikutetsudou.com/

掲載形式リスト

三陸鉄道36-100形
36-100形
三陸鉄道36-200形
36-200形
三陸鉄道36-500形
36-500形
三陸鉄道36-1100形
36-1100形
三陸鉄道36-2100形
36-2100形
三陸鉄道36-R形
36-R形
(旧36-600形)
三陸鉄道36-700形
36-700形
三陸鉄道36-Z形
36-Z形