JR東日本E653系
全国鉄道図鑑
▲ JR東日本E653系特急「フレッシュひたち」 馬橋/2012.9.29
概要
老朽化してきた勝田区485系を置き換えるために1998年登場した特急形電車。
流線形タイプの高運転台となり、車体・機器には耐寒耐雪構造を採用している。また、デッドセクション間の通過時もバッテリーによって室内の電灯はついたままにできるようになっている。
7両固定編成と4両固定編成が存在し、7・11・14両を組んで導入当初は「フレッシュひたち」で使用された。
2012年から「フレッシュひたち」がE657系へ置き換えられることとなり、2013年春からは定期列車の置き換えが完了。併せて新潟地区の485系の置き換えを行うこととなり、全編成が耐寒耐雪構造の強化やグリーン車の新設(7両編成のみ)などの転用改造を行い、7両編成が1000番台として2013年秋から「いなほ」で運行を開始。また、2015年春の北陸新幹線金沢延伸に際して新設された特急「しらゆき」向けに4両編成が転用され、1100番台として運行が開始された。
2018年と2023年に、新潟地区で使用された1000番台が各1本ずつ勝田車両センターに転属し、塗装変更の上で波動輸送で用いられている。
掲載車両リスト
★基本番台 | |||
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■赤色 |
■青色 |
■緑色 |
■黄色 |
■朱色 |
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★1000番台 | ★1100番台 | ||
■いなほ色 |
■国鉄特急色 |
■しらゆき色 |