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北陸鉄道


全国鉄道図鑑

北陸鉄道8000系・03系(8902・03-130編成)

▲ 北陸鉄道8000系・03系(8902・03-130編成) 内灘/2022.9.3

運行エリア

石川県金沢市・野々市市ほか

概要

1943年の戦時合併で成立。金沢市内線(軌道線)の前身である金沢電気軌道が石川鉄道(現・石川線)などを合併したのち、戦時統合を行い、最終的には浅野川電気鉄道(現・浅野川線)を含む、ほとんどの石川県下の交通事業者を統合した。

戦後は旧会社の社風の違いから来る混乱や、路線が点在することにより合理化が進まず、またストライキ頻発による県内への影響が大きくなった。その後、事態の収拾を図るべく名古屋鉄道が子会社化するなどして事態の収束を図る一方で、路線の整理再編が行われた。

1955年には松金線を廃止、1967年には金沢市内線を全廃し、1968年には全鉄道路線の廃止の意向を表明する。しかし、地元の反対にあい、浅野川線、石川線、金名線、能美線は合理化努力を行い存続することになった(ただし、能美線は利用低迷で1980年廃止、金名線は手取川にかかる橋脚が著しく危険な状況となっていることが判明し1984年12月から運行を休止、1987年に廃止となった)。

浅野川線は2001年に北鉄金沢駅が地下化され、同時に電圧を1500Vへ昇圧。一方、石川線は2009年に鶴来〜加賀一の宮間が廃止となっている。

その後、石川線はBRTへの転換を含む存廃協議が行われたが、2023年8月にバス運転手不足を理由として存続が決定した。

Webサイト

北陸鉄道(http://www.hokutetsu.co.jp/

掲載形式リスト

★石川線
北陸鉄道7000形
7000系
北陸鉄道7700系
7700系
北陸鉄道ED20形
ED20形
北陸鉄道ED30形
ED30形
★浅野川線
北陸鉄道3560形
3560形
北陸鉄道8000系
8000系
北陸鉄道03系
03系