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東急電鉄1000系(中央貫通扉仕様)


全国鉄道図鑑

東京急行電鉄1000系
▲ 東京急行電鉄1000系 旗の台/2012.5.19

【概要】

1988年から導入された形式。9000系をベースに18m級車両とし、日比谷線直通列車と池上線用に導入された。

1990年の日比谷線向け車両は4+4両に分割できるようになっており、当時4両編成だった目蒲線の予備車を兼ねていた。そのため、8両で運行する際の通路確保を目的とし、中間に入る先頭車は貫通扉が中央にある独自の仕様となった。

日比谷線直通列車減便に伴い8両が目蒲線へ転用。編成ごとに運転台が同じ仕様になるよう組み替えた。この仕様の運転台を持つ車両は2組4両が存在したが、残る2両は編成から外れたのち廃車、伊賀鉄道へ譲渡されたため、1編成のみ在籍している。


東京急行電鉄1000系
▲ 東京急行電鉄1000系 戸越銀座/2003.11.8

東京急行電鉄1000系
▲ 東京急行電鉄1000系 石川台/2009.12.20

東京急行電鉄1000系
▲ 東京急行電鉄1000系 旗の台/2012.5.19