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東京都交通局10-300形


全国鉄道図鑑

東京都交通局10-300形(10-450F/10両編成)
▲ 東京都交通局10-300形(10-450F/10両編成) 京王よみうりランド/2020.8.19

【概要】

2005年から導入された新宿線向けの車両。ATCの更新と老朽化した10-000形の置き換えを目的に製造された。車体はステンレス製で先頭部はFRP成型品となっている。1・2次車はE231系、3次車以降はE233系をベースとした設計がなされている。

1次車は10-000形初期車の置き換えを目的に製造された。当初は8両編成12本が製造され、2005年から運行をを開始した。2010年にはこのうちの4編成を10両化し、2次車として中間車を製造している。

3次車は2013年から製造開始。E233系2000番台をベースに設計されており、1次車と機器の互換性をたもちつつ、車体デザインは大きく変わっている。4次車以降も順次増備が行われている。

なお、2022年からは新宿線完全10両化が開始され、1次車の8両編成を6次車以降の車両で置き換えられている。

【掲載車両リスト】

東京都交通局10-300形(1・2次車)
1・2次車
東京都交通局10-300形(3〜6次車)
3〜6次車
   

【車輌一覧】

区分編成番号備考
1・2次車 10-370F〜10-480F 2次車は10両化用中間車
3次車 10-490F〜10-510F  
4次車 10-520F〜10-600F  
5次車 10-610F〜10-640F  
6次車 10-650F〜