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京王電鉄6000系


全国鉄道図鑑


京王電鉄6000系
▲ 京王電鉄6000系 笹塚/2006.3.4

【概要】

1972年から導入された形式。京王線系統では相模原線開業と都営新宿線直通を控えていることから、経済性を踏まえて設計された。地下鉄直通仕様に合わせて京王初の20m4ドア仕様となり、地上専用車と地下鉄直通対応車が製造された。車体は普通鋼製となっている。

1972年製造車は抵抗制御で、1973年からは界磁チョッパ制御となった。1984年からは7000系の製造が開始されるが、地下鉄直通車の増備や5ドア仕様車は6000系で製造され、1991年まで製造された。

1998年からは廃車が開始される。2000年には5ドア車のうちの2本が4ドアに改造。9000系導入に合わせて地上線専用車から先行して廃車が進められる。2006年には都営新宿線の信号装置更新に合わせて9000系の地下鉄直通仕様車の増備が開始され、地下鉄直通車も順次廃車が行われた。2011年までに全車廃車となり、3両が事業用車に改造(2016年に廃車)。先頭車1両が京王れーるランドに保存されている。

【掲載車両リスト】

京王電鉄6000系(旧塗色)
旧塗色
京王電鉄6000系(新塗色)
新塗色
京王電鉄6000系(Tama Zoo Train)
Tama Zoo Train