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JR四国2000系・N2000系


全国鉄道図鑑

JR四国2000系特急「南風」

▲ JR四国2000系特急「南風」 伊野〜波川間/2017.4.11

概要

1989年から導入された特急形気動車。制御付き振り子を採用した初の気動車で、四国内のスピードアップに貢献した。

試作車は1989年製造。TSEの愛称を持つ。非貫通先頭車・プラグドア式の先頭車を含む3両編成で導入された。2019年3月に廃車となり、先頭車2両が保存されている。

量産車は1990年から製造開始。先頭車前面には幕式の列車愛称表示器が搭載され、貫通式先頭車のドアは内開き仕様となった。非貫通式先頭車は半室グリーン車となっている。

N2000系は高徳線向けに最高時速130q/h対応として改良されたグループ。先行車2両は2000系貫通式先頭車と同様の車体で1995年に登場。量産型は中間車が1997年に、先頭車が1998年に登場。先頭車は前頭部のデザインやカラーリングが変更となり、先行車も変更された。

2019年から2700系気動車が導入され、2000系は大部分の車両が順次廃車された。また、N2000系も松山運転区へ転属となった。

掲載車両リスト

★2000系
JR四国2000系(試作車)
試作車
JR四国2000系(量産車)
量産車
JR四国2000系(アンパンマン列車)
アンパンマン列車
 
★N2000系
JR四国N2000系(先行車)
先行車
JR四国N2000系(量産車)
量産車