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東武鉄道8000系(更新車・昭和30年塗装)


全国鉄道図鑑

東武鉄道8000系
▲ 東武鉄道8000系 南栗橋車両基地(一般公開)/2016.12.4

【概要】

1963〜1983年にかけて製造された通勤型電車。国鉄・JRを除く私鉄では最多の712両が製造された。20m4ドアで戸袋窓が当初から省略されている。

2〜10両編成を組めるようになっており、伊勢崎線・東上線系統でほぼ全線にわたって使用された。1986〜2007年にかけて修繕工事が行われたが、1987年からは6050系に準じたデザインに正面が変更された。また、2003年からは支線区・末端線区向けのワンマン改造を受けた編成も存在する。

伊勢崎線向けワンマン車として800・850系に改造した車両の余剰廃車が2004年に発生、以降、50000系列以降の新車の増備に伴い廃車が進行している。

2016年3月から運行された塗装復刻車は、昭和30年代に用いられていたインターナショナルオレンジにミディアムイエロー帯の塗装を再現している。亀戸線・大師線で用いられている。