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小田急電鉄9000形


全国鉄道図鑑

小田急電鉄9000形
▲ 小田急電鉄9000形 本鵠沼/2004.5.2

【概要】

1972年から導入された形式。地下鉄千代田線直通用に導入され、4・6両編成が導入された。地下鉄線内の発熱対策のため、界磁チョッパ制御・回生制動が採用される一方で、地上線での使用条件から発電制動も併用して使用されるように設計された。また、車両デザインでも営団6000系に引けを取らないデザインとなるように各社にデザイン提案をさせ、最終的に東急車両のデザインが採用された。

1972年の導入開始から千代田線直通開始までは地上線で使用され、1978年の直通開始からは千代田線へも乗り入れた。1990年までに1000形によって乗り入れ運用が置き換えられ、以降は自社線内で使用されてきたが、2005年から置き換えが開始され2006年で全廃となった。


小田急電鉄9000形
▲ 小田急電鉄9000形 下北沢/撮影日不明
<提供:みきよひろさん>

小田急電鉄4000形・9000形
▲ 小田急電鉄4000形・9000形 藤沢/2004.5.2

小田急電鉄9000形
▲ 小田急電鉄9000形 厚木/2005.2.11
<提供:久保田 政和さん>

小田急電鉄9000形
▲ 小田急電鉄9000形 座間/2005.2.11
<提供:久保田 政和さん>