小田急電鉄3100形
(New Super Express:NSE車)
全国鉄道図鑑
▲ 小田急電鉄3100形「えのしま」 代々木八幡〜参宮橋間/撮影日不明
<提供:みきよひろさん>
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【概要】
1963年登場。3000形SE車に続く新型特急車両として設計された。特急の利用者増加が続いており、2300・2320形による準特急の置き換えも兼ねている。輸送力増強の観点から11両編成(全長140m)での設計となり、低重心・連接構造は踏襲しつつ、運転席を2階に配置し展望席を設置するなどの変更が行われた。
1963年に入線後、小田急線内での高速試験運転を行った後、3月から運行を開始した。1967年までに7編成が製造され、原則箱根方面への特急はNSE車で運行されるようになった。
30000形EXEの運行開始後廃車が行われ、1997年に1編成が「ゆめ70」として改装されたほかは1999年までに、「ゆめ70」仕様の編成も2000年に廃車となった。喜多見検車区や開成駅前の公園で保存されている編成が存在し、喜多見検車区保存車両はロマンスカーミュージアムへの移設保存が予定されている。
▲ 小田急電鉄3100形・10000形 和泉多摩川〜登戸間/撮影日不明
<提供:みきよひろさん>
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