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長野電鉄ED5000形


全国鉄道図鑑

長野電鉄ED5000形
▲ 長野電鉄ED5000形 直富商事(許可を得て撮影)/2017.11.19

【概要】

1927〜1928年にかけて製造された電気機関車。登場当初は500形と呼ばれ、鉄道省(当時)のED15形の設計をベースとしているが、主電動機出力が等が小さめになっている。1969年にED5100形導入で2両が廃車となり、1979年の貨物輸送廃止時までは5001のみが予備機として使用された。その後も車庫内の入換や除雪などで使用されたが、2002年に除籍。その後は須坂駅構内で使用されていたが、2017年にさよならイベントを行った後解体された。

現存する5002号機は1970年に廃車後越後交通へ譲渡され使用されていたが、1980年に廃車となり長野電鉄にて保存されていた。1990年からは「ながでん電車の広場」にて展示されていたが、2012年の屋代線廃止時に信濃川田駅へ移動。その後、2015年からは直富商事敷地内にて保存されている。