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長野電鉄3500系・3600系


全国鉄道図鑑

長野電鉄3500系(N6編成)
▲ 長野電鉄3500系(N6編成) 朝陽〜付属中学前間/2007.3.3

【概要】

1993年に登場した形式。長野オリンピック開催に向け、2500系や在来車の置き換えや普通列車増発を目的として、営団地下鉄3000系を譲り受けた。2両編成が3500系(N・O編成)、3両編成が3600系(L編成)で、N編成8本、O編成6本、L編成3本が導入されている。

入線に際しては耐雪ブレーキの新設や主回路の主抵抗器容量の増大(勾配対策)などが行われた。また、O編成は導入時に運賃収受形ワンマン運行に対応した改造が行われたが、後にN・L編成も都市型ワンマン運行対応改造を実施。2001年からは一部編成が冷房改造された。

2002年の木島線廃止、2012年の屋代線廃止で余剰となった編成の廃車が行われたほか、2005年からは8500系による置き換え、2020年からは3000系による置き換えが開始された。

【編成一覧】※各車両の写真は編成No.のリンクからご覧ください。

編成No.車輌番号(旧番号)譲渡年廃車年備考
N1 モハ3501-モハ3511
(3001-3002)
1996 2007 東京メトロで保存
N2 モハ3502-モハ3512
(3043-3044)
1996 2007  
N3 モハ3503-モハ3513
(3049-3050)
1994 2020  
N4 モハ3504-モハ3514
(3059-3060)
1995 2009  
N5 モハ3505-モハ3515
(3061-3062)
1993 2012  
N6 モハ3506-モハ3516
(3065-3066)
1995 2021  
N7 モハ3507-モハ3517
(3051-3052)
1996 <現存>  
N8 モハ3508-モハ3518
(3039-3040)
1995 <現存>  
O1 モハ3521-モハ3531
(3031-3032)
1993 2012  
O2 モハ3522-モハ3532
(3037-3038)
1993 2019
運用離脱
 
O3 モハ3523-モハ3533
(3041-3042)
1993 2007  
O4 モハ3524-モハ3534
(3045/3077-3046)
1993 2006 事故時に車両振替
O5 モハ3525-モハ3535
(3057-3058)
1993 2011  
O6 モハ3526-モハ3536
(3075-3076)
1994 2012  
L1 クハ3651-モハ3601-モハ3611
(3053-3523-3054)
1995 2009  
L2 クハ3652-モハ3602-モハ3612
(3055-3571-3056)
1997 2020  
L3 クハ3653-モハ3603-モハ3613
(3067-3527-3068)
1997 2007  
-- 部品取り車<車籍なし>
(3078)
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