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長野電鉄2000系


全国鉄道図鑑

長野電鉄2000系(A編成/マルーン塗色)
▲ 長野電鉄2000系(A編成/マルーン塗色) 朝陽〜付属中学前間/2007.3.3

【概要】

1957〜1964年に製造された特急用電車。日本車輌製造が製造し、4編成が製造された。名古屋鉄道5000系(初代)の影響を強く受けたデザインで、車内は回転クロスシートを採用。当時の大手私鉄の最新車と同等の設計水準となっていた。

湯田中方面への観光輸送を中心に用いられ、1989年に冷房化が実施された。その後、ワンマン運行対応工事が行われたが、2005年の8500系・1000系導入でB・C編成が運用から離脱し、残る2本が朝夕のB特急を中心に使用されていた。2007年には特急運転開始50周年を記念して登場時の塗装などに変更し運用されていたが、2011年の2100系スノーモンキー導入で運用から離脱。D編成のみが代走や臨時列車で運行されたが、2012年3月末に運行を終了している。

A編成は信濃川田駅にて保存されていたが2019年に解体、D編成は小布施駅の「ながでん電車のひろば」にて保存されている。

【編成一覧】※各車両の写真は編成No.のリンクからご覧ください。

編成No.車輌番号登場年廃車年備考
A編成 モハ2001-サハ2051-モハ2002 1957年 2011年 マルーン塗装
B編成 モハ2003-サハ2052-モハ2004 2005年  
C編成 モハ2005-サハ2053-モハ2006 1959年 2006年  
D編成 モハ2007-サハ2054-モハ2008 1964年 2011年
運用離脱
りんごカラー