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京成電鉄AE形


全国鉄道図鑑

京成電鉄AE形
▲ 京成電鉄AE形 京成小岩/撮影日不明
<提供:久保田 政和さん>

【概要】

1972年〜1978年に製造された特急型電車。成田空港開港に合わせた特急列車として製造され、都心〜空港間を60分で運行できるよう、定速運転機能の取り付けが行われた。6両編成となり、1972年に5本、1978年に2本が製造されている。

1973年の開港予定に合わせて試運転を開始したものの、開港反対派の妨害行為により試運転も中止となり、1973年末に京成上野〜京成成田間の特急列車として運行を開始。開港直前の1978年5月に反対派によって放火事件が起き1編成が被災、1両が全焼している。

1978年5月20日の開港とともにスカイライナーとしての運行を開始。1983年からは塗装変更(クリーム地に赤と青のストライプ)を実施。

1991年3月のターミナル乗り入れに合わせて8両編成への組み換えを1990年から実施。6連7本から8連5本となった。AE100形の導入がすすみ、1993年までに運用から離脱した。先頭車1両が宗吾車両基地で保管されているほか、足回りは3400形に流用されている。