TransportNetwork

鹿島鉄道キハ430形


全国鉄道図鑑

鹿島鉄道キハ430形(キハ431号車)

▲ 鹿島鉄道キハ430形(キハ431号車) 鉾田〜坂戸間/2006.2.11

概要

1957年11月、東急車両で新造された加越能鉄道加越線のキハ120形が前身。加越能鉄道では馬力数によって形式がつけられており、120馬力のエンジンを搭載していたことにちなむ。すでに1〜4号車が存在したため、その追番として125・126号車と名づけられている。

1972年9月16日の加越線廃止に伴って1973年3月に関東鉄道に譲渡され、鉾田線に配備されている。関東鉄道譲渡後も大きな改造を受けておらず、比較的原形を保っている。

カラーリングは関東鉄道の旧塗装である上部クリーム、下部朱色を保ってきていたが、1991年にKR-500形と同じパープルの帯をまとっていた時期がある。1997〜1998年に再び旧塗色に戻された後、現在のいわゆる「金太郎塗り」と呼ばれるタイプの塗りわけをまとっている。

車両一覧(リンクをクリックすると車両別ページが開きます)

車号旧所属・番号譲渡年備考
キハ431 加越能鉄道 キハ125 1973 下部深緑
キハ432 加越能鉄道 キハ126 下部朱色