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日本国有鉄道415系(標準色)


全国鉄道図鑑

国鉄415系「つくばエキスポライナー」
▲ 国鉄415系「つくばエキスポライナー」 我孫子/撮影日不明
<提供:みきよひろさん>

【概要】

401・403・421・423の各形式の後継車両として1971年登場。

401・403系が50Hz専用、421・423系が50Hz専用だったのに対し、415系では50・60Hzのいずれにも対応できる車両として登場している。

基本グループとなるのは0番台・100番台・500番台・700番台の各グループ。0番台は基本グループとなるもので、外見は403系などの窓割りに順じている。また、クハ411-307、モハ415・414-4以降は新造冷房車+ユニット窓、それ以前の車両(東日本のみ配置)は通常の窓を採用している。

500番台では混雑緩和策として全面的にロングシートを採用、700番台は「つくば・科学万博」輸送などの目的に再びセミクロス仕様として登場。

100番台では、113系などと同様にクロスシートのシートピッチ変更を実施、車端部の窓配置が変化している。

なお、1986年以降の車両はステンレス車体で登場している。また、鋼製車両についてはE531系への置き換えが進行しており、東日本エリアからは姿を消した。


国鉄常磐線401系・415系
▲ 国鉄常磐線401系・415系 上野/撮影日不明
<提供:久保田 政和さん>