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JR東日本205系(武蔵野線/他線転入車)


全国鉄道図鑑

JR東日本205系5000番台(M2編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M2編成) 潮見/2007.1.27

【概要】

1985年登場の車両。201系・203系で使用されていたチョッパ制御から低コストな界磁添加励磁制御をとしたほか、車体もステンレス製とするなどそれまでの国鉄型車両とは異なる形状をしている。山手線に投入された初期の4本を除き、側面窓は1段下降式を採用している。JR化後もJR東日本・西日本で導入された。

武蔵野線に導入された205系のうち、山手線や総武緩行線などから転属してきた編成は、VVVFインバータ制御への改造を受け、5000番台と称されている。これは、京葉線潮見〜越中島間の急勾配に対応できるようにする一方で、MT比率を従来の4M4Tに押さえることが主な目的。2005年12月までに武蔵野線103系全車両を置き換え、武蔵野線内は205系に統一されている。

総武中央緩行線E231系・209系500番台の転用に伴い、2018〜2020年にかけて順次廃車が行われた。


JR東日本205系5000番台(M1編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M1編成) 葛西臨海公園/2005.2.11

JR東日本205系5000番台(M26編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M26編成) 舞浜/2006.9.16

JR東日本205系5000番台(M20編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M20編成) 舞浜/2008.10.19

JR東日本205系5000番台(M3編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M3編成) 国立/2012.2.4

JR東日本205系5000番台(M36編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M36編成) 新秋津/2012.4.28

JR東日本205系5000番台(M2編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M2編成) 新秋津/2012.5.13

JR東日本205系5000番台(M1編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M1編成) 立川/2012.10.8

JR東日本205系5000番台(M28編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M28編成) 国立/2014.11.22

JR東日本205系5000番台(M23編成)
▲ JR東日本205系5000番台(M23編成) 西国分寺/2020.6.30