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JR東日本E531系


全国鉄道図鑑

JR東日本E531系
▲ JR東日本E531系 馬橋/2012.9.29

【概要】

2005年から導入を開始した形式。常磐線などで使用されていた403・415系の置き換えとつくばエクスプレス開業対策としての運転速度の向上を目的に導入された。E231系近郊タイプをベースとした設計で、取手以遠の交流区間でも運行するため、交直流仕様となっている。また、最高速度は130q/hに引き上げられた。

導入当初はグリーン車は組み込まれず、2007年1月から10両編成に対して組み込みを開始。2007年3月のダイヤ改正からはグリーン車の運用が開始された。

2010年に予備車確保用(5連×2本)、2014年に上野東京ライン運行開始用(10連1本、5連1本)、2014〜2015年に415系1500番台置き換えを目的とした3000番台5連7本が製造された。3000番台は準耐寒耐雪仕様車となった。

2017年10月からは東北本線黒磯〜新白河間でも運行が開始された。また、2021年からは水戸線全列車と常磐線友部〜勝田間の一部列車(水戸線直通列車等)でワンマン運行を開始するため、ワンマン対応改造を行っている。また、2022年からは東北本線黒磯〜新白河間でもワンマン運行を開始している。

【掲載車両リスト】

JR東日本E531系(標準色)
標準色
JR東日本E531系(赤電ラッピング)
赤電ラッピング