■ 全国鉄道図鑑 JR各社気動車編

■ JR東日本キハ20系（盛岡色）

▲ JR東日本キハ52形 宮古/2003.11.9
＜提供：＠あずさ2号さん＞

【概要】
1957年〜1965年にかけて製造された一般型気動車。20m2ドア。10系軽量客車の設計ノウハウを活用し、電車・客車と同じ車内設備を持つ一般型気動車として設計された。用途によってキハ20（両運転台）、キハ25（片運転台）、キハ52（勾配線区向け）などの形式に別れている。日本の多くの非電化路線で用いられたが、国鉄末期から老朽化に伴う廃車が発生。JR線では2011年までに全廃となっているが、私鉄に譲渡された車両が一部残っている。
盛岡車両センターに配置のキハ52は、白をベースに赤帯をまとっており、車両更新工事を施した車両に対しては前面部が赤く塗られている。