阪神電気鉄道5500系(TORACO号)
全国鉄道図鑑
▲ 阪神電気鉄道5500系(TORACO号) 洲先〜東鳴尾間/2022.5.31
【概要】
1995年登場の普通系車両。当初、5001形以前のジェットカーの置き換え用として導入予定だったが、阪神大震災に伴う被災車代替用のため2編成が急遽製造された。その後、予定通り旧型車の置き換えを行い、最終的に9編成が導入された。
次世代標準車を目指し、車体は8000系をベースとしたものの、制御方式をVVVFインバータ制御とするなどの新機軸を盛り込んでいる。
2016年からはリニューアル工事が開始された。5700系に準じた車内設備となり、外観もラピスブルーとモダングレーを基調としたデザインとなった。また、2019年には5511F・5513Fの8両を武庫川線の置き換え用に転用。中間車に運転台を取り付け、併せてリニューアルが図られている。
なお、武庫川線専用車は4編成とも異なるデザインとなっており、5511Fの編成は女性タイガースファンをテーマとした「TORACO号」のデザインとなった。
▲ 阪神電気鉄道5500系(TORACO号) 武庫川/2022.5.31
▲ 阪神電気鉄道5500系(TORACO号) 洲先〜東鳴尾間/2022.5.31
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