北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道

▲ 千葉ニュータウン鉄道9100形 京成高砂/2009.8.7

【運行エリア】

東京都葛飾区、千葉県鎌ケ谷市・印西市ほか

【概要】

千葉ニュータウン建設開始に伴い、1972年北総開発鉄道として設立。京成グループの出資で設立されたが、その後の京成電鉄の経営悪化時に宅地開発公団や千葉県が出資し、第3セクター会社となっている。

千葉ニュータウンと都心を結ぶ路線のうち、浅草線・京成押上線を経由し、京成高砂から新線を建設し小室に至る部分を運営する。なお、小室から千葉ニュータウン内は宅地開発公団（住宅・都市基盤整備公団→都市基盤整備公団）が建設・運営していた。

1979年、先行して千葉ニュータウン内の北初富〜小室間が開業、新京成線を経由して都心との接続を図るが、住宅需要の低迷と開発の遅れで需要が伸び悩んだ状態となる。1982年には住宅・都市整備公団が小室〜千葉ニュータウン中央間を開業。北総開発鉄道も1991年に京成高砂〜新鎌ヶ谷間を開業し、直接都心への乗り入れを開始。

1995年に印西牧の原まで、2000年には印旛日本医大まで開業。その後、都市基盤整備公団の鉄道事業からの撤退のため、受け皿として「千葉ニュータウン鉄道」を設立、2004年に北総開発鉄道は「北総鉄道」へ社名変更した。

バブル期の建設と千葉ニュータウンの大幅な事業縮小で乗客需要が伸び悩み、経営状態はよくない状況となっていたが、北総線を介した成田空港アクセス線計画が具体化し、2010年に開業。経営改善に貢献している。

【Webサイト】

北総鉄道（https://www.hokuso-railway.co.jp/）

【掲載形式リスト】

★北総鉄道所有（京成電鉄リース車含む）
■7000形	■7300形	■7500形	■7050形
■7250形	■7260形	■7300形7800番台	■3400形
★千葉ニュータウン鉄道所有（京成電鉄リース車含む）
■9000形	■9100形	■9200形	■9800形