TransportNetwork

福井鉄道F1000形


全国鉄道図鑑

福井鉄道F1000形(F1003編成)

▲ 福井鉄道F1000形(F1003編成) 田原町〜仁愛女子高前間/2017.4.2

概要

2013年〜2016年にかけて4編成が導入された超低床車。新潟トランシスが製造。愛称は「FUKURAMU」。

2006年に名鉄から770・800・880形が導入されたのちも大型の高床車が多客時用に導入されていたが、各駅ホームが低床化されていたために段差が生じていた。また、2009年に「福井鉄道福武線地域公共交通総合連携計画」を策定した際、新型車両4編成の導入も計画されたことに由来する。えちぜん鉄道との直通を前提に、ラッシュ時用の輸送力を確保するため150〜170名程度の定員を確保するため、3連接車の導入となった。

編成ごとにカラーリングが異なっており、車内はクロスシートをベースに一部ロングシートを採用。全長は約27m。ワンマン運行に対応しており、えちぜん鉄道との直通便を中心に運行されている。なお、当初は第1・2編成のみ直通対応車として導入されたが、輸送力不足が発生したため第3編成の対応改造が行われた。また、第4編成も当初は非対応だったが、輸送力やバリアフリーの観点から直通対応とすることとなり、改造が施された。

車両一覧(リンクをクリックすると車両別ページが開きます)

車号製造年塗装備考
F1001-1〜3 2013 オレンジ  
F1002-1〜3 2015 ブルー  
F1003-1〜3 2016 グリーン  
F1004-1〜3 2016 桜色